アベリのオールドマインカットダイヤモンド
オールドマインカットとは、ダイヤモンドのカット方法のひとつ。
現在最も一般的となっているブリリアントカットの原型であり、17世紀のアンティークジュエリーに多く見られます。
大きな特徴は、テーブル面が小さく、クラウン(ダイヤモンドの上部)に厚みがあること。
このふっくらと立体感のある形によって、スペクトルカラーと呼ばれる七色の輝きを放ちます。
日本国内での扱いは非常に珍しいものですが、アベリではこのダイヤモンドを取り入れたジュエリーを大切に作り続けています。
(左:ブリリアントカット 右:アベリのオールドマインカット)
ブリリアントカットは緻密な計算により生まれたカットであり、より効率的に光をとらえて煌めきます。
正面から見るとまばゆく輝く、端正な表情です。
一方でオールドマインカットは一つひとつのカット面がやや大きく、たっぷりとした光の揺れを楽しむことができます。
身に着けている時に生き生きとした魅力を発揮する躍動感のある輝きです。
(従来のオールドマインカット。中央に断面が見える)
更に、アベリで使用しているオールドマインカットは、イギリスにあるメーカーとの共作によって生まれたオリジナルのカット。
従来のオールドマインカットではキューレット(ダイヤの底部分)がカットされているため、ダイヤモンドを覗き込むと中央にその断面が見えます。
アベリオリジナルのオールドマインカットではこの部分を改良し、カットをなくすことでより一層奥行きのある明るい輝きを生み出しました。
コロンとした丸みのあるシルエットに、何ともいえない温かみが感じられるオールドマインカットのダイヤモンド。
その輝きをデザインで引き立てることで、どこか懐かしく新しい、まさにアベリならではのダイヤモンドジュエリーが生まれます。
他にない優しいダイヤモンドの輝きを、ぜひお手に取ってご覧ください。
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